こんにちは、小松サマースクール実行委員長の市川裕太郎です。
小松サマースクールの特徴は、「バイリンガルであること」と「リベラルアーツを軸にしていること」です。それはどういうことか?改めて、小松サマースクールの意義について考えてみました。
「バイリンガル」であることの目的は「英語を話せるようになること」ではなくて、結局のところ「世界中の人と意見を交換すること」ではないでしょうか。また、「リベラルアーツ」の目的は「様々な学問を学ぶこと」ではなくて、とどのつまり「自分の頭で本質を考えること」ではないでしょうか。
つまり、小松サマースクールは「バイリンガルであること」、そして「リベラルアーツを軸にすること」によって参加する高校生の皆さんに「世界中の人と意見(価値観)を交換し、自分の頭で本質をよく考え、そしてそれをまた他者と共有する(以下、繰り返し)」体験を提供する場所であるべきです。
「へーかっこいいじゃん」って思いましたか?でもよくよく考えてみてください。「あれ、自分の頭で考えて伝えるというなら、結構日常でもやっている」と思いませんか?そう、そうなんです。実は。別に特別なことではない。「世界中の人と」というのを「友達と」、或るいは、「家族と」と言い換えれば、普段からやっていることだし、その中で様々な喜怒哀楽を経験していることです。
小松サマースクールはその体験を、約1週間という短い期間の中で、様々なプログラムや人との出会いを通じて濃密に経験してもらう場です。世界中から集まった新しい人との出会い、知らなかった価値観との出会い、という点で「非日常」的空間ではありますが、それは決して「日常」とかけ離れたものではありません。その後の「日常」を楽しく、充実させるための、そんなサマースクールを開催したいと思います。そんな中で、自分の知らなかった新たな自分に出会うかもしれない。
「様々な価値観に触れたい」、「自分の考えをもっと表現したい」、「せっかくの夏休みをなんとなく過ごしたくない」、「なんだかなと思いながらもどうすればいいかわからない」、そんな高校生の皆さんに参加してほしいです。
小松で未知なる「日常」に飛び込むための第一歩を踏み出してみませんか?小松サマースクールは挑戦するための場所です。失敗を恐れないでください、アットホームな大学生がついています!高校生の皆さん、最高の夏を一緒に作り上げましょう!